いずみの会の理念と活動は、がんに苦しむ人やその家族に
生き抜く勇気と気力を与え続けています。
ようこそ「いずみの会」へ
2024年、いずみの会は発足から34年を迎えました。
設立当時は、がんは懸命に治療しても「助からない病気」という考え方が、世に根付いていました。そこで、初めに取り組んだテーマは「再発や転移しないためにどうするか」でした。標準治療だけでなくあらゆる代替医療や民間医療について論議した中で、本会は食事療法が強く打ち出され、マスコミにも取り上げられ、それを求めて入会された方が多くいました。
しかし、近年は医学の進歩により標準治療のみでも活発に日々を過ごしている患者さん増えてきました。代替療法や民間療法は、治療の効果を高めたり、副作用の軽減など、心身を整える補助として、またはがんを克服し、経過観察の中での養生として効力を発するだろうとの考えに変化してきました。
その後、「がんを如何に克服するか」をテーマとして、がん体験者やそれをサポートしてきたドクターや薬剤師などを本会に招き、がんとの向き合い方を探ってきました。講演やその後の交流の中で、克服された方には共通するものがあることが分かりました。それをボランティアの方々で論議し「主治医は自分である」を始めとして「12の克服への道」を提案しています。
風邪を引いて医院に行くと、診察、投薬をしてもらい、多くの人は言われるままに薬をのみます。でも、がんについては、主治医とよく相談しながらも患者がしっかり納得した治療を行うことがとても重要だと考えます。
現在のいずみの会のテーマは「がんになっても充実した人生を如何におくるか」です。現在入会者の7割近くが治療中の方です。本会としては、大変な状況から克服された方々の体験談を紹介するとともに、がんになっても「人生を、もっと「活きる」」ことを会員の皆さまと共に考えていきます。
2024年10月からの新体制について
組織がよい活動を続けるには時代や社会に合わせ変化しなければなりません。いずみの会も未来を見据えて大きく改革をいたします。以下、新たな運営体制です。
【事務所閉鎖とレンタルスペース活用】
2024年9月末で固定の事務所(賃貸)を閉鎖し経費負担を減らします。事務所で行っている事務作業や小規模イベント(体験談&交流会、ワンコインお茶会等)はデジタル化とレンタルスペース活用で効率化します。
【会費】
○現行の入会金(1万円)を廃止し年会費3,000円のみとし、入会の敷居を下げます。
(4~9月入会時3,000円、10~3月入会時1,500円)
○新規入会特典としてデジタルブック「がんになったら 治る人に変わろう」をプレゼント。
○既存会員(入会金1万円納入者)には、ご希望のビデオオンデマンド(録画)配信を1本無料進呈!
※ご希望の配信動画をメールフォームでお知らせください。※2024年末まで
【活動内容】
○定例講演会:2回/年(6月+総会、12月)
○体験談&交流会(名古屋市内のレンタルスペースにて)3~4回/年
○定例講演会、体験談はビデオオンデマンド(録画)配信します。
・・・視聴料は会員(2,000円)と一般(3,000円)で差を設けます。
○いずみの会通信:封筒2回/年、お知らせハガキ(QRコードからネットで閲覧)×2回/年
・・・郵便料金の状況しだいでさらに変更も。
○お花見、散策、ランチ会など非日常の楽しいイベントも企画中
○オンラインサロン(検討中)
*すべての事業に会員と一般で価格差を設けます。
【電話相談・オンライン相談】
○事務所閉鎖に伴い電話相談は、すべてメールでの予約制とします。
○理事の小澤康敏(ガンの辞典 編集長)が窓口になります。
○相談受付内容(30分無料)
□いずみの会について聞きたいことがある
□がんで相談したいことがある 等
○同じがんの体験者と話す機会をオンラインでマッチングします。(30分無料)
・・・理事や承諾いただいている他の体験者さんを予定
*予約メールアドレスは下記になります(いずみの会のメールアドレスと異なりますのでご注意ください)
gan-jiten@ymail.ne.jp(小澤康敏)
【新体制まとめ】
入会金 | 入会費10,000円は廃止、入会時にその年度の会費を頂く形といたします ■4〜9月入会/3,000円 ■10〜3月入会/1,500円 |
入会特典 | デジタルブック「がんになったら 治る人に変わろう」プレゼント |
年会費 | 3,000円(BASE決済可能) |
講演会・体験談 | 定例講演会/年2回 体験談&交流会/年3〜4回 ビデオオンデマンドにて配信予定 リアル参加の方は無料で閲覧可能 |
会報誌 | 封筒会報誌/年2回 お知らせハガキ(内容をQRコードからネット閲覧)/年2回 |
その他イベント | お花見、散策、ランチ会など非日常の楽しいイベントを企画中 |
電話相談 | メールでの予約制 → gan-jiten@ymail.ne.jp 小澤康敏(ガンの辞典編集長) |
開催場所 | 事務所廃止に伴いイベント等の開催場所は、その都度お知らせいたします |
いずみの会のあゆみ
1990年 | 小松康弘氏が中日新聞で呼びかけ、約50名の参加で設立 会を「いずみの会」と命名 |
1991年 | 講演:「日本におけるインフォームドコンセントのあり方」
講師:愛知県がんセンター内科医長 福島雅典氏 |
1995年 | 5周年記念講演:「がんの犠牲者にならないために」 講師:俳優「天ちん」こと天野鎮雄氏 |
1999年 | いずみの会NPO法人認証 |
2002年 | モルディブ免疫向上海外ツアー |
2003年 | 講演:「笑いと生きがい療法で、がんを克服しよう」 講師:岡山すばるクリニック院長 伊丹仁朗氏 |
2008年 | 講座:「人生を変えてみよう」 講師:中山武 元会長 |
2010年 | 20周年記念講演:「免疫力強化ががんを治す」 講師:新潟大学大学院教授 安保徹氏 |
2011年 | 講演:「誰でも納得できる自然医学」 講師:いずみの会顧問医師 岡田恒彦氏 |
2014年 | 講演:「がんのセルフコントロール」 講師:いずみの会顧問医師 樋田和彦氏 |
2015年 | 25周年記念講演:「あなたが変われば未来も変わる」 講師:日本笑い学会副会長 現役産婦人科医 昇 幹雄氏 |
2016年 |
講演:「がんの治し方」 いずみの会事務所を、中川区から名東区に移転 |
2017年 | 講演:「命はそんなにやわじゃない」 講師:メッセンジャー編集長 杉浦貴之氏 |
2018年 | 講演:「治る人と治らない人の差」 講師:ガンの辞典編集長 小澤康敏氏 |
2019年 | 講演:「すい臓がんで10年生きている」 講師:近藤洋子氏 |
2020年 | 30周年記念講演:「がんとコロナの時代をどう生きるか」 講師:船戸クリニック院長 船戸崇史氏 |
2023年 | ネット時代に対応した体制を強化。ホームページでの情報発信、講演会のビデオオンデマンド配信、いずみの会ブログ、<ガンの辞典>メルマガの配信、LINEやメッセンジャーで役員間での情報共有、Zoomを活用した勉強会、BASE決済など。 |
2024年 | いずみの会新体制へ移行に伴い、固定事務所や固定電話を廃止し、イベントごとにレンタルスペースなどを有効活用するなど、効率的な運営体制に。 |
組織概要
名称 | NPO法人いずみの会 |
活動内容 | がんの克服と患者の支援/各種セミナー/情報提供 他 |
理事長 | 小松 真紀 |
理事 | 神谷 喜和子、小澤 康敏、田口 眞太、梶浦三紀子、服部さおり、服部美由紀 |