「医療技術の進歩でがんは治る時代になった」と言われていますが、近年では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死ぬと言われています。現代でも、がんは「罹ったらまず助からない死の病」のままなのです。

これだけ多くの人々が亡くなっているのに、世間はなぜ大騒ぎをしないのでしょうか。 がんは、なぜ、治らないのか・・ その根本原因が、がんに対する医療のあり方と今までの常識に問題があるのです。

病気は医者が治す人、病院が治してくれる所というのがごく普通の常識です。

でも、がんに関する限り、肝心のお医者さまが、悪化したがんに対しては、治らないという既成概念の上で仕事として治療にあたっているのが現状です。

がんを治すために専門的かつ有名な病院を探し、名医にコネを求めて探して歩く、患者や家族の努力された結果が、多くの有名人の訃報となって報道され、さらに「OOをしてがんが治った」などの氾濫する情報へのすがりなどが、結果として「がんは治らない」という現実、及び常識と体制を作り上げてしまっているのです。

拡大手術・抗がん剤の長期使用・放射線治療の多用が患者の免疫力低下を起こして死に至るのが筋道だったのです。

当会においては、患者側からの視点と発想を元にがん問題を探究して行くと、考え方ややり方が全く違うのです。

医療者側は何とか治したいだけであり、患者側は死にたくないのが願いなのです。であったら、がん体験からより良い健康を獲得された多くのがんの勝利者たちの努力から学び、個人差対策をも合わせ、患者と家族が一体となって「がん=死」という常識から脱却することが必要です。いずみの会の会員はそうした生きぬくための自助努力を地道に継続して行くことで、末期の患者であっても生還された方も多くいます。

勿論、主治医等の協力を得ることも大切ですが、生き抜く主体はあくまで患者自身です。

入会後の患者さんは、頭の切り替えと自助努力で明るく積極的になれば生還の道が開け、更に、入会歴の永い会員ほどより健康的になり、楽しい人生を過ごされているのが本会の特徴です。

先ず、ご自身のがんを克服することが第一です。すべてに優先として自己免疫力の強化に努力してください。

そして、健康を取り戻したら、多くの悩める患者さんの克服へのお手伝いと、奉仕の心を忘れずに、私たちと一緒に活動していきましょう。